無印の前日譚です。あの黒い大人びたオカリンになる話という認識でいいのでしょうかね？無印には一切登場していないキャラクターが起爆剤となり、新しいエピソードが始まっていきます。このゼロで私はオカリンも1人の天才であるということを再認識させられることになりました。無印ではクリス、ダルとの絡みが多く狭い世界でしかオカリンを見ることはできませんでしたが、新キャラたちとの絡みや、大学生活の中でのオカリンが描写されることでクリスやダルのような歴史的天才には劣るものの、一介の学者として名を残すことができる領域であると感じられます。もともと二人の天才と議論できる、自身しか認識できない世界のズレを観測するダイバージェンスメーターを作成できる時点で...という感じはしますが...海外の大学からアプローチを受けたり、クリスから説明された理論を覚えており他の人間に説明することができるのは非凡な大学生には不可能です。物語はクリスが死んでしまった世界線で半年過ぎた頃から始まります。中二病が完治、黒歴史として封印し大学でリア充になるべく奮闘している岡部がまたラボに行き始めるところから始まりますが、少しご都合展開に感じる展開が多いです。元々、そういう展開は多かったですが正体不明似合いに行く展開から新キャラなどは出ず仲間内に戻るという展開は無印でもあったので既視感が強かったです。穏やかに進む日常から不安が襲ってくる表現はさすがシュタゲ、ゾクゾクしました。相手の武力行使がめちゃくちゃ早いのが残念ですが、これは薄氷の上の日常でしかない。という表現であるというようにも思いました。ただシュタゲの肝であったタイムリープ要素はEp.12時点では出てきません。世界線の移動自体は有るのですが、やり直し要素はありません。死ねば生命は終わりですが、オカリンがメタ視点で強気に動くのは緊張感がもう少し欲しかった部分です。

シュタゲ好きなら見るべし

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レンタル落ちで、目立った傷が無いものの、画面の乱れ、音声の抜けが少しあり、それが残念。しかし、STEINS:GATEは繰り返し見て、理解のため、感動ため、傷みやすいかも。

なぜかレビューがきれいさっぱり削除されていたので再アップ、、2015年の再放送時に改変された23話β｢境界面上のミッシングリンク｣の続編(24話は消滅)。紅莉栖が救われず、β世界線に留まったその後の世界が描かれています。前作を本放送、またはAmazonやNetflixなどでしか観ていない方は、23話βをなんとしてでも観てから視聴することをおすすめ。個人的には前作の中できれいに伏線を回収し、ハッピーエンドを迎えていた前作のラストを改変してまでゼロに話をつないでいくのは邪道、と感じていました。それでも、それがわかっていても、観ずにはいられないのが当作品の魅力。が、観続けていく中で第8話などに見られるように、前作の補完もゼロ内で行われており、一週たりとも目が離せません。2011年の前作24話ラスト、消えゆく鈴羽が岡部にかけた｢ありがとう、 また会おうね、7年後に……｣の言葉がまさしく現実に。つよく、強くおすすめいたします。[2018.9.28追記]地上波で最終回を放送、その視聴後の感想。ゲームをした人そうでない人、この｢シュタゲの世界観｣に魅せられた人たちがすべからく感動・満足できるエンディングを迎えました。ドラマCDでのみ語られた｢無限遠点のアークライト｣のラストが、今作ラストでトリハダ級にかっちょいい鳳凰院凶真として描かれます。本筋はあくまで｢シュタインズ・ゲート｣無印(1)であり、当作品(0)は改変前(1)のラスト24話=シュタインズ・ゲート世界線へつながるストーリー、と考えればタイトルの意味を含め、腑に落ちました。途中とちゅうに落とされた伏線には未回収のものもありますが、そちらはゲーム版｢ELITE｣で、ということなのでしょう。評価は当初と変わらず、『やはり当作品は｢ウィザード級｣におもしろい！』です。

機関との攻防の末3度目の正直な投稿。凶真は絶望の末、世界との戦いに立ち上がりましたが私は機関からの妨害に屈する決断を下すことになりました。もうこの作品についてだけ書こうと思います。というか、色々あったけれどやはり作品の持つ力がすごい。前作も今作も中だるみがあり、途中でちょっとどうでもよくなっちゃったのですが、毎度毎度、後半のジェットコースター感がハンパない。17話辺りから毎週のように見なくなってしまい、ためていたぶんを22話まで一気に見ましたが1話1話の23分間が異常に短く感じて仕方ない！凶真復活は涙無しには見れませんでした。早く続きが見たいような終わってほしくないような、、、！？-----------------------------------------------------------地上波では一足先に最終話（２３話）を迎えました。個人的にはスッキリ、納得の終わり方でした。無印のOPが流れた時はおぉ！ってなりました 笑重要なポイントではありませんが、妨害をしていたカガリの、「どんな酷い未来だって私にとってはたった一つの大切な未来なんだ」は覇権争い以外の一勢力としてとても強い力を感じました。そういうところもこの物語のいいところですね！また次はいつになるかわからないですが、ゲームをしない私は次回作のアニメ化をダラダラと待ってます！