良かった

３ヶ月くらい前から和楽器バンドにはまってるのですが…Howlingがカッコ良くて大好きなので、お気に入りの１枚です♪

待ちに待った和楽器バンドの3rdアルバム。期待を胸に全曲聴きました。コンセプトは「ライブのセットリストのようなアルバムを作ろう」だそうです。以下は各曲の個人的な感想です。1.起死回生和太鼓担当と掛け声担当の黒流さんがTV東京リオオリンピックのテーマソングとして作詞作曲。日本人なら知ってて当たり前の３本締めのリズムではじまるお祭り的なノリのナンバー。祭囃子やサンバのリズムっぽいものを曲に取り入れ、掛け声やサビの部分の踊りを知っている方なら一緒に叫んで、楽しく踊り出したくなる一曲。最後はやっぱり３本締めで終わる。2.Howlingギターとコーラス担当の町屋さんが作詞作曲。TV東京の「スノーボード&フリースタイルスキー世界選手権2017スペイン」のテーマソング。町屋さん曰くコンセプトはフルスロットル。曲の入りから速いテンポで畳みかけ、曲の中盤から和太鼓のソロを合図に変拍子になり、ゆう子さんの詩吟が入り、ギター・尺八・箏・三味線が競い合うようにソロを畳み込んできて最後のサビに向けて盛り上がっていく。ライブで勢いをつけるには良い曲。3.Strong Fate映画「残穢（ざんえ）住んではいけない部屋」のイメージソング。ボーカルの鈴華ゆう子さんが作詞作曲。映画の中の和製ホラー独特のおどろおどろしい雰囲気と美しさを兼ねそろえた一曲。ゆう子さんの伸びやかで力のある高い歌声と詩吟の節調と三味線が調和しています。4.ミ・ラ・イゆう子さんが作詞作曲。これもTV東京のリオオリンピックのタイアップソングだが、こちらは応援ソング。起死回生が気持ちを鼓舞する曲なら、こちらは躊躇する背中を後押ししてくれる曲。町屋さんとの見事な歌声のハーモニーが綺麗なミディアムバラード。5.雪よ舞い散れ其方に向けてベース担当の亜沙さんが作詞作曲。MVの通り、雪女がモチーフになっており、雪女の儚くも苦しい恋を描いた曲。90年代のロック調な曲。90年代のロックに和楽器が入るとこんな感じになるんだなと思った一曲。この頃の曲を良く聴いていた人は懐かしい感じに陥るかもしれません。ファンクラブサイトのコメントでこの曲は和楽器バンドでは割と初期の頃に作ったらしく、寝かせて寝かせて寝かせて、ようやく世に出るタイミングが合い、３日間寝かせたカレーの様な曲らしいです(笑)6.蛍火TVアニメ「双星の陰陽師」の4期のED曲。曲としてはスローテンポで暗めの曲。Aメロはボカロっぽく少しゆう子さんの声を加工してあるらしい。サビの部分に入ると曲調がガラッと変わる面白い曲。和楽器チームが良い仕事をしており、双星の陰陽師の世界観をうまく醸し出しており、決して軽くはなくダークな和の雰囲気が前面に出ている。7.ワタシ・至上主義津軽三味線担当の蜷川べにさんが作詞作曲。べにさんらしいというか女の子らしい歌詞で、曲のイメージとしてはセツナトリップと脳漿炸裂ガールを足して2で割った感じ。テンポが速く早口の歌詞で、歌い方を工夫しており、ただ早く歌うだけではなく途中はっちゃけた歌い方になったり会話しているかのような感じに仕上がっている。サビの後の「HEY!」という男性の掛け声が良いアクセントになっている。ライブでは楽しい曲になる事間違いなし。8.望月（ぼうげつ）ドラム担当の山葵が作詞作曲。前作でいう所の白斑にあたる。歌詞がエロチックな曲。本人曰く、白斑に対するアンサーソングらしい。和楽器バンドでは初めてベースからイントロが入り、ベースの重厚なリズムから和太鼓が加わり、サビからAメロに入るギターが哀愁を漂わせている。和楽器チームも和のエロチックな世界観を構築している。この曲の途中にゆう子さんの艶っぽいセリフが入るのもGood。9.オキノタユウこの四季彩の核をなす曲。CDTVの3・4月のタイアップソングで町屋さんが作詞作曲。この曲なくして四季彩というアルバムは成り立たない。オキノタユウ（アホウドリの別名）という渡り鳥が大空を飛び旅する姿を自分達が歩んできた道や人の人生の旅に置き換え、アルバムのキャッチコピーの通り「いくつもの季節を越えて続く物語」を象徴している。バラードで極力音数を減らし、自分たちの楽器の持ち味を最大限に引き出している。ゆう子さんの美しい歌声と和の旋律が相まって心を癒され、泣ける曲になっている。卒業式にぴったりとの声が多数で、卒業シーズンには定番ソングになるかもしれない。このアルバムで一番オススメの一曲。YouTubeで初めて聴いた時、何か目から熱いモノがこぼれました('；ω；`)ｳｯ…10.Valkyrie-戦乙女-TVアニメ「双星の陰陽師」1期のOPテーマ。亜沙さんが作詞作曲。疾走感あふれるロックナンバーでアニメの世界観を表現している。和楽器バンドにしては珍しくオーソドックスなロック。とにかくテンションを上げたいときにおすすめの一曲。ノリノリになれるナンバー。11.MOON SHINE作詞：いぶくろ聖志、作曲：黒流いかにも和といったゆったりとした和太鼓と三味線のリズムから入り、一転、洋楽器が一気に加わり重厚でアップテンポになる曲。終始三味線が際立っていて、間奏部分では和太鼓・ギター・尺八・三味線がセッションをするような感じになっていて聴いていて楽しい曲。歌詞の内容や曲調の感じからして「座敷で夜から朝にかけてワイワイと飲めや歌えやの宴会をしている」ビジョンが浮かび上がる(笑)12.浮世heavy life文化村の「これぞ暁斎！世界が認めたその画力」の展覧会イメージソング。尺八の和の旋律から、重厚なベース・ドラム・和太鼓のリズムが加わり、黒流さんの掛け声がライブ会場の熱気を上げてくれそうな一曲。幕末から明治にかけて活躍した天才浮世絵師「河鍋暁斎（かわなべ きょうさい)」の破天荒な人生をイメージし、メンバー1破天荒キャラ（？）の亜沙さんが作詞作曲をした。メンバーが多く作曲作業していく中で、POPS的なものが多くなってきたことに危機感を覚えた(笑)亜沙さんが重厚なロックナンバーに仕上げた。同じく亜沙さんが作詞作曲した「雪よ舞い散れ其方に向けて」と対比して聴くと面白いかも。13.鳥のように鈴華ゆう子さん作詞作曲。このアルバムの中で和が一番前面に出た楽曲で、自分が見た夢を元に書いた曲。「大空を飛び、海原に映る自分の影を追いかけながら、愛しい人の元へ向かう」というテーマ。もうすぐ着きそうで着かない、儚くも美しい夢を和楽器をメインに音数を極限まで減らし、和の特徴である「雅（みやび）」の世界を感じる一曲になっている。箏の旋律や和鈴の鳴り物にもこだわって作っている。14.空の極み作詞:いぶくろ聖志　作曲Cue-Q前作に入っていた「華振舞」の聖志とCue-Qのコンビ再び。曲調も華振舞と同じくハイスピードで駆け抜けていく曲。聖志さん曰く「自分で作曲するより、人の曲の方が作詞のイメージが広がり、作詞しやすい」との事。少年が苦悩と葛藤を抱えながらも成長していく過程を作詞した。ライブでは華振舞と同じようにサビの部分でタオルを回す方向で行くみたいです。15.CLEAN優しい歌詞が特徴のバラードナンバー。作詞作曲は亜沙さん。普段恥ずかしくて大切な人に感謝を言えない人が「一緒にいてくれてありがとう」と言えるように背中を後押ししてくれる曲。アルバム発売記念のニコ生では亜沙さん曰く「いや～～、これは我ながら良い詩が書けて良かった」と自画自賛でした。タイアップ以外の曲では個人的にすごくオススメ。優しい気持ちになれます。結婚式のBGMにも使えそうな一曲。節調を使っていないし、キーが高くないので男でも歌いやすいです。16.流星DMM GAMES「社にほへと」の主題歌。作詞作曲は町屋さん。ニコ生ではエンディング感まっしぐらな曲と言っていたように、尺八の旋律が爽やかな風が吹くように表現され、明るく軽めのノリでデザートの様な感じの曲。キャッチーでメロディが覚えやすいながらも、所々に町屋さんのこだわりが見え隠れする一曲。CLEAN同様、節調は使っていない。17.チルドレン・レコード（初回生産限定盤ボーナストラック）作詞作曲：じん（自然の敵P)ボカロのチルドレン・レコードをカバーし、ライブでも人気があり何回か披露した曲。ゆう子さんと町屋さんの掛け合いのツインボーカルで構成されている。今回のアルバムでは町屋さんメインのボーカル曲がないため、これがある意味メインボーカルを取っていると言える。掛け合いのリズムがとても楽しい曲です。ボーナストラックを含め17曲というボリューミーなアルバムですが、楽曲の和と洋のふり幅やアルバムの曲構成がとてもよく考えて作られており、最初から最後まで聴くと確かにライブに行ったような感じになるアルバムです。聴いていて飽きが来ません。前作のもそうでしたが捨て曲が全くない。このアルバムのリピートが止まらない♪(*'∀｀*)♪常々思っているのですが、ワタシ・至上主義の様なかわいく明るい軽いノリの曲から、Storong Fateや蛍火の様な重くてダークな曲、望月みたいなエロティックな曲など自由自在に歌を歌いこなす鈴華ゆう子さんの歌の表現力は凄いと思います。歌の上手い歌手はいっぱい居ますが、ゆう子さんみたいに歌が上手いだけではなく、どんな歌でもその世界観をぶち壊すことなくその曲の魅力を引き出す表現力を持つ歌手っていうのはそういない気がします。一昔前、歌姫と呼ばれたのは倖田來未や浜崎あゆみなど一世を風靡した歌手が言われていましたが、先日、洋の方でもソロデビューも果たし、和だけではなく、洋の歌もいかんなく歌いこなす鈴華ゆう子さんのその姿は正に真の歌姫。付属のBDは「Valkyie-戦乙女（フルVer）」「Strong Fate」「起死回生」「オキノタユウ」「雪よ舞い散れ其方に向けて」のMVが入っており「オキノタユウ」「雪よ舞い散れ其方に向けて」のメイキングが入っています。見所満載。自分はライブBDの入った方も買いましたが、こちらのライブBDは「日光東照宮御鎮座四百年記念 単独公演」の模様が編集されて入っており、この歴史ある日光東照宮でライブが開けるのはさすが和楽器バンドだと思いました。東照宮の神様たちもご満悦だったのではないでしょうか。相変わらず素晴らしいライブパフォーマンスで観客たちは大興奮です。「遠野物語四四」や町屋×亜沙×聖志×山葵の「追憶」が注目のポイントです。長くなりましたが日本が世界に誇れる和楽器バンドはやっぱり最高です。興味のある方や購入を迷っている方はぜひ買ってください。オススメの一枚です。

和楽器バンドファンには最高

注文後の到着も非常に速く、音楽性も良かった。

個人的に大好きなべにの作詞・作曲の「ワタシ・至上主義」が入っているので、それだけでOKかも(笑)。もっともっと三味線を前にした曲を書いてほしい！！名曲・オキノタユウも外せません。しかし、他の曲的には弱い印象です。四季彩の方が僕好みです。

やっぱり大好きです、このバンド。15曲目？かな？ゆう子さんと町屋さんの歌声、歌詞に涙が…。心に染みます。ただ、1～6曲目？位はちょっと大衆狙いに作ったのか物足りない曲でした、個人的に。付属のBlu-rayはBlu-rayのわりに画質悪く今までで最低画質でした。収録曲もそうですが、画質が気になり内容は入ってきませんでした。だから星４つです。

和楽器バンドにハマってた時に購入。曲も良いけど歌詞も歴史好きな私としては江戸時代を匂わせる感じがして好きです。

早急な対応に感謝します！また違う商品の時にも使わせて頂きます！☺️