原作はせめてさとみが綺麗で，当時を考えると十分あり得る性格のキャラだったのですが，リメイクのさとみは魅力もないし綺麗でもなくどうして二人の男が一目惚れして5年以上片想いしてきたのかが全く理解できない．リカは相変わらずキラキラでむしろ我慢せずちゃんと怒るところまでは良かったけど，自分勝手すぎて話が進むにつれ好きになれなくなった．三上はただのクズになってましたね．最終話までは見切れず途中でギブなんですが，あらすじだけ読んでみると原作の自立して自分の幸せを求めて旅立ったリカはどっか行っちゃって，原点回帰をしてしまっていると．は？ってなりました．最後まで見てたら本当苛立って気持ち悪くて死んだと思います．あ，そして全体的に原作で感じられたキャラ同士の「愛」はどこからも感じられませんでした．

ネタバレあり。がんばって最後まで見ようと思いましたが、とりあえずギブです。なんか気持ち悪いというか胸くそ悪いというか…💦まず、女性陣が地味です。さとみ役が本当に普通の田舎の子。モテる魅力が分からないかな。リカは大人な設定はいいんだけど、わがままで威圧的。自由主義を主張してるけど、相手のことは許せない。カンチヘの愛も感じられないし。そして三上君もさとみへの愛を感じない。自分の事は棚に上げて携帯見たと怒ったり、同棲する時の誘い文句もセンスなし。挙句レイプまでするなんて…女にだらしなくても紳士なのが三上君じゃないのかな。男尊女卑の昔の日本の男性に見えました。前作は、赤名リカを漫画よりも可愛いキャラクターに仕上げて、さとみが地味だけど美人で、でも大人しそうにしながら女のずるさを持っていて…女性視聴者からはかなり嫌われたさとみ。でもそれがリカをより引き立てたんだと思うんです。時代もバブルだし全体的にありえない突拍子もないキャラクターで、正直ファンタジーの様な作りでした。でもニコニコしてて前向きで夢があった。それに比べたら今回のはある意味リアル。人間のエゴが出てる、その辺にいそうな嫌な人たち。台本も監督も悪いけど、役者ももう少し言い回しを変えれば違った気がします。(監督の指示かもですが)ちょっと辛すぎてギブアップしました。また心に余裕が出来たら続きを見てみようと思います。

配信ドラマとしては観られなくはないと思います。平成版も原作からは登場人物のプロットだけで内容はかなり違うものだからこれはこれでありだと思いますが、如何せんまったく別ドラマです。フジが作ったということはテレビ版の東京ラブストーリーを作り直したということだと思ってみました。そう見ると、別に東京でも東京ラブストーリーでもなくそこにタイトルの必然性はありませんでした。昔太陽にほえろ！という刑事ドラマをまったく別のキャストで作り直して、タイトルだけ太陽にほえろ！2001とつけて放送し失敗したのを思い出しました。違うタイトル、違う作品として作れば良かったのにタイトルをこれにしたってことは客寄せの為だったのかな、と思うほどでした。鈴木保奈美は明るく話しながら、寂しさや苦しさを表情や仕草で語る演技力がありました。石橋静河は、喋り方はともかく、そのまま、シナリオのまま、でラジオドラマでもいいかなと思うほど、表情や仕草に感情を感じさせる演技力はないなと感じました。どちらが可愛いとか好みとかは人それぞれですが、演技力に圧倒的な差があるように感じました。このドラマを東京ラブストーリーと呼ぶならリカがキーになるのだから、リカの表現力が低ければ我々観てる人間の感情は引っ張られてはいかないと感じました。それとこの令和版を作った人は、平成版を徹底的に観て作った訳ではなく、ヒットしたドラマを自分でやりたいと思っただけなんだろうな、と感じました。何が、東京で何が東京ラブストーリーなのか、なぜあのドラマがヒットしたのかとかはよく研究はされなかったんだろうなと感じました。あのドラマで、多くの人がサントラを買ってドラマを思い出しながら聴いていたことや、シナリオまで買ってドラマを思い出した人がいたことや、それが何故だったのか、次にこういう作品を作られる時にはぜひ考えて作って頂きたいと感じました。最終回後追記(以下軽くネタバレになるかもしれないので未見の方は注意)令和版の最終回を観てどうだったかというと、比較的原作に近い内容だったと思いました。視聴者が平成版を観て夢中になれたのは、原作の人物設定を活かしつつ、フジテレビが月9のドラマとして違うストーリーで作り直したからだったんだなとあらためて思いました。平成版は、繊細なリカの気持ちを丁寧に描いたドラマであり、セリフの行間を表情やしぐさ、小田和正のドラマティックな歌や、印象的なサウンドトラックで感じさせるという工夫が凝らされたドラマでした。最終回もこうした工夫は随所に見受けられ、リカはこの後何を思いどうなるんだろう、と思わせるところで終わります。(その後スペシャルでリカのその後がわかります)令和版は、どの登場人物もセリフのままの行動で、実にわかりやすいキャラクター設定で最終回まで終わり、最後のシーンもきっちりと終わらせるという描き方で余韻を残したりその後に思いを馳せるような演出はありませんでした。最終回まで観て、やはりかつてフジテレビで観た東京ラブストーリーのリメイクではなく、完全に別のドラマであり、このタイトルをつけた理由はなんだったのかと、あらためて思わずにはいられませんでした。

観てよかった。ブラッドリーもガガもうますぎて何とも言えない。最後は悲しかったが、素晴らしい映画に仕上がった。

「スター誕生」、元のものもリメイク版も、観るのは今回が初めてです。ストーリーはありきたいと言えばありきたりかも。ジャックは、アリーと出会い、最初はその才能にほれ込みます。そして、女性としても。ジャックは、歌手としては成功しながらも、だんだん耳が聞こえなくなる恐怖とともに、酒におぼれドラッグにおぼれてしまっています。それに対して、成功の道を進んでいくアリー。そんなジャックは、アリーに大きな恥をかかせてしまったために、酒とドラッグを止めて再出発をしようとしますが、自分がアリーにとってはお荷物となってしまうとマネージャーに言われてしまいます。しかし、アリーからは一緒に歌も歌っていきたいことをほのめかされるジャック。どこまでも、ジャックを愛し、一緒に音楽を続けたいアリー。アリーの将来にとって、ジャックの存在は必要なのか、障害になるのか。アリーを女性として愛し、その才能を誰よりも愛するがために、ジャックは自ら消えようとするのでした。最後は悲しいエンディングを迎えます。映画の中の音楽の方は素晴らしいと思います。ただ、最初アリーがバーで歌う場面。音楽を奏でる歌ではなく、ショーとして魅せるための歌。他の部分とは違ってますが、これはこれで面白いかな？（あと、ジャックがギターの演奏をして、若手の2人が歌う場面。短いので判断しにくいのですが、女性の方のボーカルはいま一つ実力不足かも……と思いました）どうせ映画を観るなら、音楽をきちんと再生できる環境で観て聴かれることをお薦めします。