恋ザップがめちゃくちゃ笑った小藪さん天才やわ大好き永遠に聞いてられる何回も巻き戻して観れるもはや落語的確に面白く指摘して人間的にも深くて器大きくて勉強になるもっと恋ザップやってほしい笑

小藪さんの、面白くない芸人に対しての言葉がいちいち納得する。自分に言われたかのように、うなづいてしまいながら観てる。小藪さん、優しいし、愛がある。ほんとに良くしようと向き合ってる感じ。ほんとに、芸人としてプロでお金もらって食べている人らはまぢですごい。この番組観てると、プロと素人、面白い人、面白くない人、浮き彫りになる。小藪さんからの言葉は、芸人でなくても、人として何かしら糧になるアドバイスになるから人生の教科書としてみるわ。

小藪さんのツッコミはいい意味で庶民的。的を得ていてぐうの音も出ない。人外枠は好みが分かれるとは思いますが小藪さんのトークの力で弱者をただいじるだけの作品になっていないのですごい。演者さんの力もすごいが、スタッフさんの編集好きです。これを見ながら自分の鉄板ネタはなんだろうとメモを取り始めることでしょう。筋トレ次回予告が無ければもっと良い作品だと思います。

今回は笑いのメソッドというより人間性をどうにかしようという側面が大きかったせいで本来の面白さが少しそがれていたと思います。あのやばい部屋に入るナダルのリアクションは面白かったですが色物枠であるDADAおじさんだけでなくタイキくんまでやばいことになろうとはなので、面白さ的には２＞３＞１な気がしますが（１は最後のエピソードが長かった）それでも楽しめたので（あとナダル）★４で

シーズン１と２は、芸人の卵をお笑いのメソッドでいかにおもしろくできるか、みたいなコンセプトで面白かったです。そこまでなら5つ星なんですが、シーズン３がキツくて見るのやめてしまいました。話数が増えてたので嫌な予感がしたのですが、お笑いのメソッドがあんまり関係なくなり、ダメな人を集めてダメな生活を観察したり説教する番組になった感じがあります。部屋がカビだらけの人を登場させてわざわざお説教するとか、笑えなかったです。

まずシーズン１を見た。募集の段階で、若手なりにあえてダメなトークや立ち振る舞いをしてるのかなと思ったけどそうやら違ったようだ。そんなレベルではなかった。本気で面白いことを言おうとしてるとしたら酷いし、上記のようなテクニックを意識したとしても酷いし、そもそもやはり勘違いした人が多いようだった。シーズン１を最後まで見て、選抜3人のうち①加藤さんは、この番組のターゲットとして優等生。この番組をドキュメンタリーにするならこの人だけでも良いけど、面白おかしくエンタティンメントにするには弱い。だから3人だったのだろう。②海老原さんは、本当にリアルな地方ヤンキー女って感じ。人当たりがよく口が達者で美人ではないが魅力ある（すなわち男からはイケると思われやすいアレ）タイプで会話の内容も自慢や武勇伝を入れてくる。あくまで小藪氏らのツッコミありきで面白いので、番組として実に適当な役割。女枠としてよかったのだろう。③怪物くん、これも仕込みかと思ったけど挙動や言動が自然すぎて天然というか若干アレなのかなというレベルだけど、昔こういうダメ人間は何人か見てきた。いわゆる「行動する無能」ってやつなので番組としては盛り上がるというか何が起こるかわからないハイリスクキャラ。正直、誰一人何ひとつ成長してないけど手探りな第一弾としては面白くまとまってると思う（編集技術のすごさにプロを感じる）初動で抑えてた小藪氏が変なところでスイッチ入れて東大生にしつこくAI持論をせまってたとこはカットしたら良かったのにと思う。らしい部分だけどいらない。シーズン２を見た。１を見てたまったモヤモヤは、その原因でしか打ち消せないからと頑張って見た。キツかった。現役生は本当に有能なんだと思う。だんだんダメになってくのは仕込みだとしたら対応できててすごいし、本当にちょっと増長してしまったならなおさらリアリティあるし今後が素直に気になる。早口君はもう早口を矯正＝なおらないっていうコント設定で押し切ると途中から決め打ちしてそうなのでOK。それだけの存在。ラストのプチ人外は怪物くんとは違うクズ。流れを見る限りほんとうに噛み合ってないのだろう。これは選んで失敗のパターンだったと思う。番組の意図を一応汲み取ってしつこくウザキャラを貫いてるようだけど、それを許容して進めてもダメ、かといってすぐに矯正されてもくさい、つまり番組的に詰んだような存在。ナダル氏はそれをわかってかわからずか進行していたが、最後泊まりだけは拒否ってあたりが本音だと思う。結果的に本人は「しょせんB級企画やんけ、俺の良さを活かせてないわ」とか本気で思ってそうだし、もうこれでこの先どうにもならなくなってしまった感がある。ただ、２にして慣れてきた感があり小藪氏が遠慮なく自分を出してたのが良かった。待ってました感。抑えてないからこその叱咤激励にも説得力があり、また辛辣な冗談にも面白さとユーモアがある。結果、小藪氏のスキルの高さと村田氏のバランス感覚の良さとナダル氏の好印象という、講師サイドの評価があがった番組。シーズン３は見ていない。とても耐えられる気がしなかったから。このレビューが載るかわからないけど、たぶんもう３くらいから制作側も芸人側も慣れて仕込み仕込みでつまらなくなっていく気がしたし、2022年4月の段階で二話目以降有料なので見ない。やっぱりお笑いは、胸のすくようなプロフェッショナルを安心して見たいと思った。ハラハラしながら、自分のダメな部分をえぐられてるような気分でがんばれがんばれとか、同情しながらイライラしたりするようなのはしんどすぎた。企画としては素晴らしいと思うので星は満点。

それだけ。

シーズン1〜3まで一気に見ましたが面白かったです。小籔さんの、礼節を弁えた大人な意見を淡々と話すところいいですがちょっとした苛つきから説教に火がつくと止まらなくなる感じも面白いのでそれがたっぷり見られて個人的には大満足な番組でした。普段、名前も知らない面白くもない芸人さんをこれだけ長尺で見る機会というのはなかなかないですがやはり現時点でまだそういう立場でいる芸人さんは視界が狭いのか自分が進む先への想像力が及ばないのかその世界ですでに活躍していて飯を食ってる先輩に失礼な言動をしている自分がどれだけダサいか、頭が回らないのか、なんのプラスにもならないことをしてるのかが客観視も自覚もできないのだなと他人事として見られて参考になりました。小籔さん、村田さん、ナダルさん、他の特別講師の芸人さんなどやっぱり多くの人に認知されてる方々は本当に精鋭なんだなとしみじみ思いました。特にナダルさんは、失礼な後輩にも、家が不潔な後輩にもキレて切り捨てることなく厳しくも優しく人としてきちんと扱っていて、お人柄に好感が上がりました。つまらない若手のトークは直してもつまらなかったのが正直なところなのでお笑い番組というより、人としての立居振る舞い方について色々と思う面白い番組でした。

自分の心と向き合う修行に行って「これ何の意味があるんですか？」って苦情つけに行くってひどいね。撮れ高稼いだから自分はもう寝ていいですよね、って言いたかったのかな。

まず、芸人という職業のスキルとは、どういうことなのか？ということについて理解が深まります。千鳥の相席食堂でも、ロケのスキルとは？ということが掘り下げられていますが、これまで視聴者側は知り得なかった裏側というのは興味をそそられます。スポーツの試合なども、単純に試合の楽しさに加え、解説者の語る専門的な裏話も楽しみの一つであることと似ていると思います。