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1.0
2023/06/06
黄蓮華升麻
「これはある春の、ほかの春よりいっそう本物の、いちだんと眩く色鮮やかであった春の、また己のテキストを、祭礼の日の最も明るい赤で書かれたあの霊感籠るマニフェストを、一語一語まじめに受けとめた春の物語である。・・・」以上は本書中唯一の中篇「春」冒頭からの抜粋である。冒頭なので特に気負って書いているわけではない。こうした語法のこうしたテンションの文章が蜿蜒とうねりながら続いていくのである。こうした文章を生理的に受け付けない人間にとって「春」は拷問に等しい。冒頭数ページを何度か読み返して、内容がまったく頭に入ってこないのでついにギブアップした。
5.0
2023/06/06
山根晋爾
不思議な世界観を唐突に登場させて、読者が慌てふためいているうちに物語が終わる、というタイプの13編が収録されているまことに贅沢な本。変なSF映画観るのなら、この本を読んだほうが異次元の空間に放り出される快感を存分に味わえます。怪しい探検隊として有名な著者ですが、狂信的なSFマニアとしても有名。本書を面白い、と感じた人は是非名作「アド・バード」を読んでみてほしい。よほどの力量とエネルギーがなきゃ書けない超大作にして名作です。本作は1編が20ページ弱の短編なので、脳みそを椎名ワールドにアジャストしているうちに一番面白そうなところで終わります。その連続が13編続く楽しさは痛快。独特の世界観もさることながら、椎名誠の凄さというのは、緻密な状況説明の怜悧さ。あるひとつのなんでもない風景や状態を、一分の隙もなく冷徹に文章で描写していく力があってこそ、異空間の表現に奥行と広がりが出てくる。彼の特殊能力といってもいいと思います。こういう本は、寝る前に読んで意味不明な夢を誘発する、というのが私の大好きな読書スタイルです。
5.0
2023/06/05
黒旗
表題作「問題温泉」は、何とも言えぬ不気味で不安な空気が膨らんでいく、椎名誠の真骨頂的傑作である。椎名さんは日本全国を巡り歩いて旅ルポなどを連載しているが、その経験・体験から、温泉旅館やホテルを題材にした短編も多い。今回の短編は『鉄塔のひと』に収録されていた「おいでよ」にも劣らぬ温泉短編(?)である。さらに「狸」もいい。これも設定が似た短編に「妻」という話があるのだが、併せて読んでもらいたい。このあたりの作品を読めば、椎名さんの「作家」としての底力が分かるはず。
5.0
2023/06/05
せいあー
この本は、何回読んでもあきません。椎名誠さんの書く話はおもしろいけれども、この本は他の本の何倍も、おもしろいです。温泉のマッサージの機械にはりつけられたり、ある国からミサイルが飛んできたりと、ありそうでない話がたくさん、はいっています。これは、一度読んでみた方が良いと思いますよ。
4.0
2023/06/05
うりりるうりりるるてーる
文章の趣旨を理解しようと、専らそこに意識を傾注してきた.物語を語るのは誰なのかを明確にし、視点(焦点)を把握しながら、時には、それが複数であったり、入れ替わったりする展開を追う目線を持つことを教えられた。焦点化のパターンにより、一つの事物が幾通りもの表現をもって記述され得る可能性に目が開かれた。今後自らのテクストに対峙する姿勢が変化するものと思う。良書でした。
5つ星
2023/06/05
Amazonカスタマー
ソフトカバーの小さな本です。かっこいい装丁とタイトル。携行して隙間時間に読むのにちょうどいい。巻頭が監修の池澤春菜さんの言葉で、またこれがカッコいい。若手ライターたちがたくさん集まって楽しく作った一冊なのだろうと読み始めました。でもけっこうなページがwikiコピペ?ライターさんの差がはげしく、作品に酔った感想で抽象的すぎるページがあり、作家の経歴とデビュー作・初訳作だけで終わり代表作の紹介も無いページもありました。前者の、作家や作品にオマージュを捧げるのは「小説ガイド」だから良いです。優れた文章の書き手もいました。そして文章は下手かもなんだけどこの作家を好きなんだと感じるライターもそれはそれで良いですでも後者の「資料の前半を写しただけで字数終わっちゃいました」的なページはいかんでしょう。そして誤字が多いのも残念。作家名表記も統一されてない。なんと今をときめく直木賞作家・小川哲氏が書いたページが誤字だらけというシャレにならないことになっていました。たとえば伊藤計「畫」になっている。「小川哲は伊藤計劃を知らないのか!? 」という驚きがありました。(問題は出版社のチェックの甘さでしょうけれど)重版や改訂版が出る時には、どうか書誌データの訂正をしてください。
5つ星
2023/06/02
say3
目次で「作家紹介 海外」となるべきところが「作家紹介 国内」となっている。これは執筆者よりも出版社のチェックが甘い証拠ではないだろうか。重版がかかるようなら、このあたりは直してもらいたい。作家の紹介よりもよりもコラム/ガイドの部分に得るものが多かった感じである。そして池澤嬢の巻頭言「ガイドブックを信じないこと」が一番しびれる台詞だと思う。
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